科学的・医学的にジャバラの作用を解明
じゃばらの研究をはじめたきっかけ
私は約40年前にまだ花粉対策という言葉さえあまりなかったころから、通年鼻炎に悩まされていました。当時はステロイドのスプレーを使っていましたが、ステロイドスプレーの継続使用を止めたいとも思っていました。
そして約20年ほど前より、和歌山県北山村のじゃばらの果汁が花粉対策として有名になり、家族が「じゃばらの果汁を試してみたら?」と送ってくれたのがじゃばら果汁との出会いです。目が醒めるような酸味の強い果汁を飲み始めました。もともと甘党の私は、すっぱい果汁を飲むのは大変苦労しました。
果汁を飲んだ後、確かに鼻水が止まるり目の痒さもスッキリ!と実感しました。だだ、僅かな時間だけで、また直ぐにグズグズに戻ることに気が付きました。
「効果を持続させるような果汁にすることはできないか、どうにか簡単に飲めないか」
という思いがきっかけで弊社の「じゃばら」の研究が始まりました。
研究当初は果汁を凝縮してカプセルにしました。飲んだ直後は鼻水や目の痒さが止まりスッキリするので、一時はカプセルを持ち歩くこともありました。
しかし、濃縮果汁だとやはり効果が持続しない。
満足のできる研究の成果も出ずにただ時間が過ぎました。
そして、これが最後だと思い、母校の大阪薬科大学の門を再びくぐる決意をしました。
そこで再開した教授は、私が学生時代にお世話になった試験監督でした。
この教授に再会したことが、この研究を大幅にすすめる第1歩となります。そして
「果実をまるごとサプリメントに!」
という発想に辿り着きました。これで開発が順調に行くと思ったのも束の間、出来上がった商品には効果がある成分のナリルチンが大量に含まれると同時にアレルゲン(アレルギーを引き起こす原因物質)が残っていました。このアレルゲンは柑橘類に含まれるもので、酸化されると接触性皮膚炎の原因なるなど世界保健機構から注意喚起されています。通常の乾燥方法ではどうしても取り除くことができませんでした。
「やはりこの研究を進めるのは難しいか」と諦めましたが、「このアレルゲンさえ取り除くことが出来れば! 自分と同じ症状で悩んでいる多くの人々の生活が変わる!」との思いで、たくさんの方に支えられながら研究を進めました。
そしてアレルゲンを取り除く製法を発明し、これが特許として認められ安心安全なじゃばら果皮粉末が誕生しました。
今では、私の研究に賛同してくれる専門家の先生方もおり、先生方のおかげで研究は躍進しました。アレルギー解消に向けての飛躍的な成果研究発表を多数出しております。
大阪薬科大学 生薬化学研究室の馬場名誉教授、谷口教授、村上先生、そしてご協力頂いている皆様方に心よりお礼申し上げます。
じゃばらについて、生薬科学研究室での対談
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じゃばら 国内学会発表成分研究〇日本生薬学会 第57回年会(徳島)(2010年)『ジャバラ果実の成長に伴うフラバノン配糖体含量の比較』 〇日本生薬学会 第61回年...
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