特許製法じゃばら果皮粉末とは
(Competitive advantage of citrus Jabara peel powder)
弊社は大阪薬科大学生薬科学研究室と共同研究開発により特許製法(第5323127)を取得。この特許製法を使ったじゃばら果皮を原料とした抗アレルギー素材の製造しています。近年じゃばら関連商品はたくさんありますが、これまで食されてこなかった果皮は食経験が乏しいので、安全性を確保することが非常に困難でした。ここでは、一般的な乾燥粉末との違いを説明します。
特許製法の粉末と通常乾燥粉末の違い
じゃばらの果皮は、食されてこなかった柑橘果皮は食経験が乏しいので安全性の確立がとても難しいものでした。柑橘果皮にはリモネンに代表される精油成分(モノテルペン類)が多く含まれています。これらの酸化物は接触性皮膚炎(かぶれ)の原因物質であることが世界保健機関(WHO)などからも指摘されているため、じゃばら果皮の商品化には、安全性の問題を解決する必要がありました。
じゃばら果皮を通常乾燥すると、乾燥粉末にはリモネンなどのモノテルペン類が残ります。リモネンなどのモノテルペン類は摂取すると、症状が悪化するなどアナキフィラシーショックが起こることもあります。
大阪薬科大学との共同研究開発では、モノテルペン類を除去する方法を発明し、抗アレルギー用組成物で特許(第5323127号)を取得しております。
この製法により、アレルゲンを取り除いた安心安全なじゃばら果皮粉末の製造に成功しています。
この他にも、抗アトピー性皮膚炎用組成物(第6240626号)と抗アレルギー用入浴剤(第6355917号)とで、ジャバラ果皮を使用した特許を取得しています。
安全性の確保について
食品は粉末にすると、原材料の形が見えません。また、食品は医薬品ではないので、安全性のデータは任意のものが多いです。私たちは薬の研究開発を行う大阪薬科大学と共同研究しているため、薬のような基準値を目指して安全性の担保に勤めています。農薬検査だけでは十分な安全性の担保ができないと考え、安全性試験や臨床試験などを積極的に実施しております。
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